膀胱炎の原因と治療法について
膀胱炎という言葉は聞いたことのある人は多いと思います。
そもそも膀胱炎は疲れが溜まっていたり、ストレスなどが原因で膀胱に細菌が増殖してしまい膀胱炎を引き起こします。
特に女性に多いと言われており、尿道口と肛門や膣の距離が近いため物理的に尿道口に細菌が入りやすいことが要因です。
こうした細菌感染で起こる膀胱炎を急性膀胱炎と言います。
急性膀胱炎の初期の場合は自然治癒による治療が一般的です。
排尿後に痛みを感じる場合には水をいつもより多めに飲み、トイレに小まめに行くことで膀胱に尿が溜まっている時間を減らして細菌を早めに排出するように心がけます。
また下腹部を温めて睡眠を十分取ることで免疫力が落ちないようにもします。
この方法で一時的に治ったはずなのにまた膀胱炎になってしまった場合には抗菌薬による治療を行います。
また処方された薬は途中で治ったように感じても処方された分は必ず全部飲み切るようにしてください。
薬による治療を行っても膀胱炎が治らないという場合には膀胱炎以外の病気が考えられます。
考えられる病気としては前立腺肥大症、前立腺がん、膀胱結石、膀胱がん、糖尿病などがあります。
このような病気の場合にはその病気に合わせた治療法が必要になりますので医師の指示に従って治療を行いましょう。
膀胱炎は場合によっては大きな病気のサインになることもあるので、放置したり医師に相談もせずに自己流で治療を行うのではなく、早めに病院へ行き適切な指導の下治療を行うようにしましょう。
(大分県 にゃんさん)