急性膀胱炎、慢性膀胱炎、出血性膀胱炎、間質性膀胱炎

4種類の膀胱炎(急性膀胱炎、慢性膀胱炎、出血性膀胱炎、間質性膀胱炎)とそれぞれの治療法

膀胱炎には4つのタイプが存在します。

 

急性膀胱炎、慢性膀胱炎、出血性膀胱炎、間質性膀胱炎です。

 

まず急性膀胱炎ですが、頻尿や排尿後の痛みが見られるようになったら最初に急性膀胱炎を疑うべきでしょう。

 

多くの場合、尿路を経由して感染した細菌が原因となりますので、細菌を殺すための抗生物質を服用すれば治ります。

 

服用期間は1−2週間と短いのですが細菌を完全に死滅させないと再び尿路で増殖しますので、血液検査で炎症マーカーが
正常値を示しても、少し長めに投薬をしたほうが良いでしょう。

 

次に慢性膀胱炎ですが、これは自覚症状がないケースが多いです。

 

基礎疾患と呼ばれる他の疾患に付随して起きるのが慢性膀胱炎で、結石や糖尿病、ガンなどが基礎疾患として知られています。

 

したがって抗生物質の投薬では一時的に症状が緩和しても根治は期待できません。

 

結石であれば結石の溶解やレーザーによる破壊、糖尿病であればインスリン治療、ガンであれば抗ガン剤などの化学療法や外科治療が必要になります。

 

出血性膀胱炎は、症状が顕著なのですぐにわかります。

 

排尿時に血が混じるので、出血していることが確認できます。

 

多くの場合、アデノウイルスが原因となって血尿が生じます。

 

この場合は、抗生物質ではなく自然に身体に備わった免疫系がウイルスを排除してくれるのを待つことになります。

 

ストレスを避けたり、睡眠を十分にとって体力を温存することが求められます。

 

最後に間質性膀胱炎についてです。

 

上皮と筋の間に存在する結合組織である間質の部分で炎症が起きる病気で現在のところ根本的な治療法が見つかっていません。

 

対症的な薬物療法としては、痛みを和らげる抗鬱剤やトランキライザー、アレルギーを抑える抗ヒスタミン薬などがよく処方されます。

 

また膀胱を拡張させると一時的に痛みが緩和されることから、腰椎麻酔下で生理食塩水を膀胱に注入し、数分間待って膀胱を拡大させる方法も取られます。

 

しかしこれらは一時的な治療法でしかなく、根本的な間質の炎症を抑える方法ではありません。

 

アレルゲンとなる食品が原因とする説もあり、大豆製品を避けると良いという説もあります。

 

疑わしい食品は避けるというのも効果が出る場合があります。

 

一口に膀胱炎と言っても、それぞれのタイプによって治療法が異なります。

 

自分の膀胱炎タイプを医者に診断してもらい、適切な治療を行うことが大切です。

 

(神奈川県 ブラックジャックさん)

 

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