つら〜い、つら〜い膀胱炎を漢方薬で治しました。
私は過去に一度だけ膀胱炎になったことがあります。
あれは二人目を生んでまだ授乳中だったこと。
トイレへ行き、尿をし終わろうとする頃、猛烈な痛みが襲ってきました。
痛くて痛くて思わずお尻を便座から浮かせてしまったほどです。
しかし、いくらお尻を浮かしても痛みは治りません。
本当に痛いんです。
「うっ、うー」と搾り出すような声を思わず出してしまいました。
そして手は握りこぶし。
ちょっと出産を思い出す程、とにかく痛いんです。
それも排尿がもうすぐで全部で終わるな、という頃から猛烈な痛みが襲ってきます。
以前、母が膀胱炎に罹ったことがあり、「排尿の最後あたりからとても痛くなってくる」「辛い、辛い」と言っているのを聞いたことがあったのですが、正にその通りなんです。
とにかく、痛い。
それも普通の腹痛とは違う独特の痛みなんです。
痛みが治まるまでは一人、トイレの便座に座り、もがき苦しむ感じです。
前日からなんとく膀胱の当たりがムズムズする様な気がしていて「もしかして膀胱炎・・・?まぁ、治るでしょ」と軽く考えていましたが、まさか自分がなるとは!
当時、まだ授乳中だったので、お乳の事を考えて、お茶などの水分をたくさん摂取するように心がけていました。
でも、排尿時に痛い→トイレへ行きたくない→尿を作らないように水分摂取を制限する、という単純な考えが頭に浮かんだのですが、それでは赤ちゃんに十分なお乳を与えられません。
泌尿器かかぁ、恥ずかしいなぁとも思いましたが、そんなこと思ってられないほど辛いし、何より赤ちゃんとお乳のことを考えてすぐに近くの泌尿器科を受診しました。
病院では尿をコップに取り診察してもらったのですが、先生曰く「おしっこに菌は出ていないんだよね」とのこと。
「でも、痛みが出てるし、授乳中でも飲めるお薬をだしてみるね」と漢方薬を処方されました。
帰宅してすぐに薬を内服。
藁を掴む思い、と言った感じで漢方薬を飲んでいました。
そうしたら、段々と痛みが良くなってきたのです。
普通に排尿できることって、こんなにありがたいことなんだ!などと思い便座に座っておりました。
数日経って再診の日、先生に「すっかり痛みがよくなりました」と言ったら、先生からはまさかの「え〜!嘘でしょ?」の言葉が。
なんでも、あの漢方薬は効き目が弱くそんなに簡単にはよくなるわけない、と。
う〜ん、でも私、実際にすっかり良くなったんですよね。。。
先生は「薬がよーく効いたのと、お乳のことを考えて水分をたくさん飲んで痛くてもたくさん出していたから、膀胱が洗い流されてよくなったんだろうね」とおっしゃっていました。
調べると、確かに「排尿時に痛みがあるから、水分を控えてなかなかトイレに行かないようにすることがいるけど、それはダメ。なるべくお茶など飲んで膀胱の中の菌を洗い流すようにすることが大事」と書かれていました。
あれ以来、私はちょっとでも膀胱辺りにムズムズ感を感じたら、すぐにお茶などをたくさん飲むようにしています。
もう、あんな痛みと苦しみは、二度とゴメンですから。。。
(福岡県 あびいさん)